活動理念
多様性が力になる社会へ
― UD総合研究ネットワークの取り組み ―
ユニバーサルデザインの視点から、多様な立場と共に歩む
一般社団法人UD総合研究ネットワークは、年齢、性別、人種、国籍、ジェンダー、障害の有無にかかわらず、誰もが安全
・安心で、自分らしくいきいきと暮らせる共生社会の実現を目指して設立されました。
ユニバーサルデザイン(UD)の視点から、多様な人々がともに学び、支え合い、つながる社会を築くために、情報発信
や実践活動を行っています。
「ユニバーサルデザインはむずかしい」と感じる方も多くいます。でも、ざっくり言えば、“誰もが安心して、やりたい
ことをやり、行きたい場所へ行ける社会”をつくること。
つまり、すべての人の“しあわせ”を支える仕組みづくりです。その環境や仕組みを考える行政、研究者、現場で働く人た
ちはそれぞれに努力していますが、現状では、まだ十分に情報が行き交っているとは言えません。
私たちは、行政(官)、企業(産)、教育・研究機関(学)、市民(民)など、多様な立場の人々が連携・協働しながら、
誰もが住みやすい社会づくりを目指すプラットフォームとして活動しています。
私たちの活動の3つの柱
1.情報の発信
「知りたいことが、ここにある」そんな場所を目指して、
多様な立場でUDの実践に取り組む団体や個人、行政や企業の活動を紹介し、つなぎます。
2.学びの場の提供
「見たい」「聞きたい」「学びたい」「話したい」という声に応える勉強会やお話の会、見学会などを開催し、他の関連
情報も共有します。ユニバーサルデザインの理解と実践につながる“学びの機会”を広げています。
3.子どもUDひろば
子どもたちが「食べること」や「防災」など、身近なテーマを通して遊びながら学べる体験型プログラムです。
障害の有無を問わず、多様な子どもたちが共に過ごしながら、違いを認め合い、共生の大切さを感じ取る場となっています。
子どもたちの未来を支えるさまざまな情報や取り組みも紹介していきます。
これからの展開として
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マッチング支援
人と人、課題と専門家、想いと行動をつなぐ橋渡しを行います。 -
研究会
産官学民の協働による、UD視点に基づく調査・研究を通じた社会貢献活動も広げていきます。
ともに考え、ともに進む共生社会の実現へ
私たちは、産官学民が垣根を越えて共に考え、共に行動することで、誰もが自分らしく暮らせる社会を目指しています。
ユニバーサルデザインの視点が生み出す可能性を信じて、これからも活動を続けていきます。

共生社会の実現を目指す
ミッション
情報と人・もの・社会をつなぐ
私たちは、地域で活動する方々を繋いで様々な方法で『情報』をみなさんに届けたいと考えています。その『情報』を通して「人と人」「人ともの」「人と社会(環境)」をつなぐ活動をしたいと考えています。
点と点がつながり線となり、やがて面となり、個々では困難な取り組みもきっと可能になるでしょう。
そこで、地域で暮らす方々をつなぎ、産・官・学がつながれば、大きなパワーが生まれると私たちは考え、UD総合研究ネットワークを立ち上げました。


ビジョン
共生社会の実現を目指す
社会には年齢・性別・人種・国籍・ジェンダー・障害の有無、
一見すると健康そうに見える人も心身を病んでいる人がいます。
どこでどのように暮らそうともひとりの人間として
健康で元気な身体と心を育む社会をめざします。